【39歳の妊活体験談】高齢妊娠の難しさとゆるゆる妊活
私の結婚生活は6年目に入りました。
漠然と子供が欲しいと考えたのは、主人と結婚する話が持ち上がってからなので、30代前半くらいです。
私の両親が結婚に反対していたため、結婚当初は1年くらい避妊していました。
ですので、実際に妊娠したいと切実に思うようになってからは5年くらいになります。
病院に行くまでは、3年くらいは避妊しなければ妊娠するという誤った思い込みで、貴重な時間を無駄にしてしまいました…
その後、39歳の時に、区で行われた子宮頸がんの無料検診で産婦人科を訪れ、結構大きな子宮筋腫があることがわかり、手術しました。手術後3ヶ月くらい経過観測があり、40歳になるかどうかというタイミングで不妊治療を始めました。
このことも考えると妊活歴はトータルで4年弱だと思います。
【スポンサーリンク】
筋腫除去後の妊活
病院へ行くまでの妊活は、基礎体温を測って、たぶん排卵日だと思われる前後で避妊しないでタイミングをとるという方法のみを行っていました。
食生活などはまんべんなく栄養を取ろうという意識はありましたが、妊娠に良いとされる食べ物や飲み物、サプリなどは摂取していませんでした。
病院で不妊検査と並行しておこなった妊活は次の通りです。
・マルチビタミンとマルチミネラルというDHCのサプリを毎日摂取するようにしました。
・ルイボスティーを寝る前に1杯、主人ともども飲むようにしました。
・もともと筋腫ができやすい体質だとお医者さんに言われたことをきっかけに、なるべく筋腫ができないよう体質改善したいと思い、漢方薬局で私の体質に合った漢方を処方してもらい、その生薬を煎じて毎日服用していました。
市販されている顆粒状の漢方でも、服用する人に合っていれば効果はあると思いますが、自分の悩みに対処されている自分だけの漢方の方が効き目が大きいように感じました。
・病院では不妊の検査と並行して、卵胞の育ち具合をエコーでみてもらいつつ、タイミング法を5~6回試しました。
途中、病院へ行く都合がつかず、お休みした月もあります。
私の年齢を考慮すれば、タイミング法を飛ばして次のステージ(人工授精や体外受精、顕微授精)に進む方が確立だけ見れば高くなると思いますが、私たち夫婦は金銭的及び精神的な面を考慮し、治療のステップアップはしませんでした。
夫婦ふたりでと考え始めたとき、やってきた赤ちゃん
妊活で大変だったと思うことは、妊活の期間が長くなってくるにつれて、精神的に辛くなってくることです。
特に妊娠を望んでいないときであれば、気にも留めないような些細な他人の言動も、妊活が長くなってくるとそれに傷ついたり、ストレスを感じたりしがちです。
また、他人が妊娠したとか出産したとかいうおめでたいはずの話も素直に喜べないような心理状態になり、自己嫌悪に陥り、さらにストレスを感じるという悪循環も経験しました。
何をしたからといって必ず妊娠するものではないため、なかなかゴールが見えづらい時間を、でもあきらめずに前向きに過ごさなくてはいけないという生活は、表現するのが難しい辛さがあると思いました。
幸運にも、病院での不妊治療を始めて1年しないうちに、自然妊娠することができました。
妊活をしながらも、どこかで夫婦2人の生活を具体的にイメージし始めたところだったので驚きました。
私の場合は、子宮筋腫の手術をしたことが妊娠に至った大きな要因だったようですが、親に孫の顔を見せられない自分はダメな人間だとか、他の人が普通にできることができない自分は女性として問題があるのかもとか自分を追い詰めるようなマイナス思考を手放すよう努力したことも功を奏したような気がします。
周囲にも妊娠を報告し、幸せです
ぎりぎり40歳で妊娠し、いま妊娠生活を送っています。
妊娠初期は、高齢妊娠は20代や30代前半の妊婦さんと比べて流産率が高いという医学的なデータもあり、病院に行って赤ちゃんの心音が確認されても、常に不安を感じていました。
特に、初期は少量の出血(ちょっと茶色いおりものが出るなど)があったり、体がだるかったり無理がきかなかったりしたので、不安に思う材料が多かったのかもしれません。
妊娠中期に入るまでは、主人以外には、実家の両親も含め、妊娠のことは伏せていました。妊娠がうれしくなかったのではなく、流産した場合のことなどを考慮して、あえて話をしませんでした。
妊娠したことを実家の両親に話したら、意外なことに、とっても喜んでくれて、その姿を見たときに妊娠できたことを素直に喜べるようになってきました。親戚なども喜んでくれて、周りの温かい反応にも感謝しています。
妊娠中期も後半に入ってくると、赤ちゃんの胎動を感じるようになってきました。
やはり、胎動を感じるようになると、赤ちゃんが生きていることが実感できて、幸せだなと思います。おなかの赤ちゃんに話しかけたり、お腹を軽くたたいたりすると、それに応えるように胎動を感じて、そんな時は楽しく感じています。