【35歳の妊活体験談】夫婦で協力した妊活
私は結婚して13年です。
子供が欲しいと思ったのは、結婚2年目になってからです。
妊活歴は1年半です。
体外受精、1回で成功!
年齢が35歳になっていたので、初めから不妊治療を選びました。
タイミング法から始まり、徐々にステップを踏んでいきました。私の場合、潜在的高プロラクチン血症との診断もあったため、毎日の服薬は1年以上に及びました。
結局、タイミング法ではダメで、人工授精を4回やってもダメで、体外受精をしました。体外受精は、お金もかかることなので、最初に3回までと決めておきました。
すると、幸運なことに体外受精は1回目で妊娠をすることができたのです。そして、一人娘を授かることができたのです。もちろん、病院の治療以外にも、お灸をしたり、食事に気をつけたりもしました。でも、一番良かったことは、ストレスの原因だった仕事を思い切ってやめたことかもしれません。
体外受精は金銭的に負担なことが問題
私の場合、妊活の最初から病院での不妊治療をしたので、なんといっても金銭的なことが一番大変でした。人工授精なら数万円、体外受精なら数十万円の費用がかかります。
毎回毎回、羽が生えたようにお金が飛んでいきました。でも、お金の続く限りはやろうと思いました。後で後悔はしたくなかったからです。そうは言っても期限は決めておきました。体外受精は3回まで。40歳になる前には、あきらめて再就職をすると決めていました。
それから不妊で悩んでいたころは、友達の妊娠や出産を素直に祝福できない自分がいて、そのことも悩みの種でした。このまま、いつまでこんな状況が続くのかとうんざりもしていました。そんなときは、同じ思いを持つ人とネットでつながったりして、励ましあったりしていました。
つわりが酷くても妊娠中はとても幸せ
妊娠中は、本当に幸せな気持ちでいっぱいでした。夫の赤ちゃん時代の写真を見ては、こんな子に会えるのかなと想像して、辛いつわりを乗り越えました。
妊娠中は、つわりがひどくて大変だったのですが、大変だった妊活の末の妊娠だったので、頑張って乗り越えられました。お腹が大きくなってくると、一人じゃないという気持ちが強くなり、いつもお腹をなでては話しかけていました。今思い出しても、幸せなひと時だったと思います。
夫もとても協力的で、妊娠中の私をサポートしてくれました。これはおそらく、妊活や不妊治療を一緒に経験したからこそ、二人で授かったという気持ちが強かったんじゃないかと思います。生まれてからも、子育てに協力してくれて助かりました。
妊娠期間はひどいつわりとこむら返りに苦しみました
病院での一通りの不妊治療の後、念願かなって妊娠したのですが、妊娠中はつわりで悩まされました。
私の場合、つわりは出産するまで続きました。
普通、妊娠中の体重増加は、12キロぐらいだと思いますが、私の場合はつわりがひどかったせいで7キロ弱しか増えませんでした。 出産後は妊娠前の体重よりも減っていました。
もちろん、つわりには軽い時期と重い時期がありましたが、ずっと続いていたため、スッキリできる期間がありませんでした。
初期は、とにかく吐き気がして、食欲もありませんでした。そんななかで、なんとか飲めるものは炭酸水、食べられるものは蒸しパンでした。 夫にいつも買ってきてもらい、少し飲食する以外はずっと横になっていました。
それから、頭痛がする時期があったり、口の中が唾液でいっぱいになる時期があったり、いろいろなつわりの症状がかわるがわる襲ってきました。
便秘にもなりました。貧血にもなりました。
お腹が大きくなってくると、胃が持ち上げられて、余計に苦しくなりました。
後半は、時々お腹も張ったりしました。
そして、これは妊婦あるあるだと思うのですが、寝ているときに足がつるんです。それがまた、尋常じゃない痛さでかなり苦しみました。
妊娠していないときも足はつりましたが、どういう訳か痛さが全然違いました。泣きながらのたうちまわるほどの痛さでした。
私は、既に会社を辞めて専業主婦になっていましたが、働きながら妊婦生活を送っている人は大変だなと思うと同時に尊敬しました。
そんなこんなで、辛い思いもした妊婦生活でしたが、子供が元気に生まれてくれれば、そんな苦しみなど、どうってことないと思えました。
現在、妊娠を望んでいらっしゃる皆さんに、一日も早くコウノトリがやってくることを願っています。