【36歳の妊活体験談】妊活・妊娠を乗り越えて出会えた大切な命
私たち夫婦は結婚して7年です。
結婚してすぐに赤ちゃんを授かりたいと思いました。
妊活期間は1人目は3年半、2人目は7ヶ月です。
不妊外来で3年半かけてやっと授かった
まず私は、もともと生理不順で婦人科にかからないと生理すらこない体でした。
はじめは不妊外来ではない婦人科にかかり、毎月規則的に生理がくるように体を整えるところから始まり、基礎体温をつけながら自分でタイミングをとって妊娠するのを待ちました。
しかし一向に妊娠する気配がなく、不妊専門のクリニックに通い始めて不妊専門の医師の管理・指導のもとにタイミング法からスタートしました。
今度は基礎体温だけではなく、卵胞の育ち具合や排卵を誘発させる注射なども打ちながらのチャレンジです。
ただここでもなかなか妊娠には至りませんでしたので、卵管造影検査を行い卵管が詰まっていないかのチェックをしました。
嬉しいことに卵管のつまりはなく、妊娠の確率が上がると医師に言われて人工授精も並行しておこないました。
1度や2度の人工授精でも妊娠しませんでしたので、焦らずに人工授精とタイミング法をその時の自分や主人の生活に合わせて無理のない範囲で繰り返しました。
その結果1人目は一番最初に婦人科にかかってから3年半後にようやく妊娠することができました。
医師の指導や投薬の他にも、口コミなどを調べ体質改善にも努めました。
食べ物や腹巻などで夏でも体を冷やさないように気をつけ、豆乳やざくろジュース、葉酸入りのサプリメントなども積極的に摂っていました。
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無事妊娠できたけど、かなり辛い妊娠期間
妊活を頑張った甲斐あって妊娠に至り、無事1人目を出産しました。
2人目が欲しいなと思ったものの、産後1年半たっても生理が戻らずまた同じ不妊専門のクリニックに通うことになりました。
タイミング法からはじめましたが、残念ながら1人目と同じ展開でした。
半年たっても授からず、人工授精にチャレンジしたところ、今度は人工授精2回目で2人目を妊娠することができました。
2人目不妊で通院を始めてから7ヶ月ほど経った頃でした。
1人目も2人目も妊娠してからがまた大変で、立ち仕事をしながらだったので切迫流産、切迫早産でそれぞれ2週間ずつ入院をして点滴しながらの妊娠生活でした。
つわりはそれほどひどくなかったものの、激しい頭痛や倦怠感に悩まされ、仕事に家事に2人目の時は上の子の世話と辛い日々を過ごしました。
特に切迫早産で入院した際は24時間の点滴で、シャワーも満足に浴びることができずとても辛い日々でした。
お腹の張り止めの薬は副作用がひどく、ずっと激しい動悸が治まらず呼吸すら苦しい状態でした。だんだん慣れてくるとはいえ、吐き気と動悸で一人悶絶する日々でした。
お腹が大きくなってくると今度はとにかく骨盤周りが痛く、体勢を変えるのも一苦労になりました。
何をするにも体がついて行かず、気力も萎えてきて子供は欲しいけど二度と妊娠出産はしたくない!などと考えてしまいました。
体は辛くても生まれてくる命を愛おしく思う
体が動かなかったり、体調を崩したり、大変ことはたくさんありますが、それでもやっぱり生まれてくる我が子のことを思うと幸せな気持ちになります。
エコー画像や育児雑誌などに描かれている週数ごとの姿をみて、今お腹にいる子供はこんな感じか〜と想像するのはとても心が温かくなります。
エコーの際にあくびをしたりする姿が見えた時は涙が出そうでした。
また、今はエコーも3D画像で出たりするので、ある程度大きくなるとお腹の中にいるうちからはっきり顔立ちがわかったりしてとても愛おしいです。
主人は特に毎日お腹を撫でながら話しかけてくれるので、愛されながら生まれてくるんだなあと思うと幸せを感じます。
他の家族もとてもいたわってくれ、職場の人たちも高いところのものを取ってくれたり、寒いところでの作業も変わってくれる、すれ違う時なども気を使ってくれたり声をかけてくれるなど周りの人たちが優しく接してくれることもうれしかったです。
そして何よりもお腹の我が子の胎動を感じる時は、元気にしてるんだなととても幸せになります。
話しかけたり手を置いたところに反応してキックしてきたり、ポコポコとしゃっくりをしたり、臨月になってからは横になったりすると体の形がはっきりとわかるので不思議な感覚ながら愛おしく思います。