【34歳の妊活体験談】辛い不妊治療・仕事を辞めたら妊娠
私は結婚して13年になります。
結婚して5年目頃から妊娠を真剣に考えました。
妊活歴は3年です。
ステップアップしていくも、妊娠には至らず
私は34歳の時、妊娠を真剣に考え始めました。
最初は、主人と話し合い、本などから得た情報で、まず基礎体温を測ること、生理周期、排卵時期を把握できるようにすること、そしてタイミングを合わせることに取り組みました。
最初は、タイミングが合えば、簡単に妊娠できると思っていました。
でも1年が過ぎ、全く妊娠という兆候さえもありませんでした。
35歳になり、気持ちは焦り始め、不妊治療を始めました。
最初は検査ばかりです。
検査は、主人は精子の検査だけですが、女性は生理周期に合わせたりするので、時間がかかります。
全部の検査が終わったのは3ヶ月後くらいでした。
その間も、病院の指導でタイミングの時期を教えてもらい、タイミング法を続けていましたが妊娠にはいたりませんでした。
私たち夫婦の検査結果は特に異常なしです。これという原因はありません。
病院から人工授精を勧められ、4回ほど挑戦しました。
人工授精は、合理的に行いたいのでホルモン注射などしなくてはいけません。
病院や個人差はあると思いますが、私はホルモン注射を打ち続けてました。
不妊治療は、みえないプレッシャーもあり、また基礎体温などきちんとつけないと医師から注意されたりと、その他もろもろ予想もしていないストレスで押しつぶされそうになります。
時間も費やし、ストレスとも闘ったにも関わらず、人工授精でも授かりませんでした。
ステップアップしなくてはいけない状況になり、私は病院に言われるがままに従っていきました。体外受精にも挑戦しました。
2回挑戦できましたが、授かりませんでした。
2年という年月をかけて不妊治療に全力を注ぎましたが、赤ちゃんはやってきませんでした。
【スポンサーリンク】
仕事も不妊治療もやめた半年後の自然妊娠
妊活は、基本的に女性の生理周期に合わせておこなっていくので、生理周期を軸に予定を組んでいくのが大変でした。
だいたいのスケジュールはできるのですが、絶対この日とか明確なスケジュールまでは無理です。
お互いに仕事をしていたこともあり、本当に予定調整がきつかったです。
主人は最初はなかなか理解できなくて、よく喧嘩もしてました。
基礎体温など、毎日の管理は必要だと思いますが、これが大きなストレスになってくるのです。
妊活中はずっと妊娠のことばか考えてしまい、いろいろなことに自分で制限をかけていました。
その生活に疲れて、不妊治療も仕事もやめてしまいました。
主人と話し合い、しばらくのんびりすればいいと言われたのがきっかけでした。
そして食事、自分の体のことを大事にする時間を過ごしていたのです。
そんな生活が半年くらい過ぎたころ、自然妊娠しました。
妊娠とわかった時、信じられませんでした。
安定期になるころ、お腹が少しふっくらし始めた頃に、ようやく実感しました。やっと解放されたという気持ちが大きかったです。
赤ちゃんが来てくれて嬉しいという気持ちもありますが、妊活から卒業でいたことが嬉しかったです。
私は妊娠中、胎児の成長には特に問題はなかったですが、1ヶ月続いたつわり、臨月になると食事ができなくなったりと大変なこともありました。
つわり時期は、ほとんど食べることができずに、貧血気味になり鉄分のサプリを処方してもらってました。
こむら返りがひどく、とても痛い思いをしてました。
辛い妊活を通して、自分自身を信じ、体を温めることが大切だと知りました
私は妊活から卒業して、妊娠生活を経て無事に出産することができました。
無事に出産までできたから、不妊治療は全て楽しい思い出にはなります。
でも、妊活生活は、本当に暗闇の中を生きているようでした。
明日は来るのかな?という気持ちで毎日過ごしていました。
いつも自分の存在を否定して、生きている意味がないと考えていたほどです。
でもそれでも妊娠したいという強い気持ちが、現在の生活を導いたと思っています。
さらに妊活を通して、体のことについて勉強できたことに感謝してます。
スムーズに結婚、妊娠していたら、きっと今頃は感謝や人の気持ちを考えられない女性になっていたと思います。
辛いことを経験したからこそ、人の苦しみも理解できるようになり、それはそれで幸せな時間を過ごしたと思ってます。
妊活で得た教訓としては、不妊治療の前に、自分の体を知り、自分を愛すること、信じることが必要だということです。
そして、私の妊活からのもう一つの教訓は、体を温めることが、妊娠の近道だということです。冷えた体は、ホルモンバランス、免疫力、血行不良と全てマイナスなことになるからです。
妊娠生活は、命という思い責任を感じて、無責任な行動はしなくなりました。
命ということを考えることができた大切な時間です。
ほんの数センチしかない胎児が、一生懸命に動いている姿をエコーで見せてもらった時、人生の重みを感じ、生きている実感を得られました。
妊娠中はいつも体がポカポカしているので、何もしなくても不思議と幸せを感じてました。
胎動を感じた時、妊娠の醍醐味のような感じもしました。私にとって、辛いことも含めて全て今の自分を肯定できる経験だったと思ってます。