40代ママのハッピー妊活

41歳で出産、40代半ばで幼児の子育て中。体力・気力もキツいけど子供と楽しく過ごす努力はしています。40代でも大丈夫!高齢妊活・高齢妊娠を応援するブログです。

【29歳の妊活体験談】多嚢胞性卵巣症候群から始まった不妊治療

こちらの記事は読者様から寄せていただきました妊活体験談です。 妊活は人それぞれ百人十色ですが、妊娠への考えや体つくりは参考になるはずです。 あなたの妊活生活にお役に立てると嬉しいです!

 

結婚歴2年、夫も私も29歳の同い年夫婦です。

赤ちゃんが欲しいと思ったのは、結婚してすぐです。

妊活期間は結婚してすぐから始めていますので、結婚歴と同じく2年です。

 

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不妊外来でタイミングチェック、鍼灸にも通い、生活リズムを整える

 私には「多嚢胞性卵巣症候群」という診断がすでにありましたので、自然には妊娠できないだろうと覚悟していました。

そもそも、結婚前の同棲期間から避妊はしていなかったのですが(その頃から妊娠希望だったので)、それでも妊娠に至らなかったので自然妊娠は不可能だろうと思っていました。

ですので、私がまず行ったのは不妊外来で一通りの検査を受けたことです。

最初に行った病院は、産科・婦人科に併設されている不妊外来でしたが、血液検査による女性ホルモン値測定、感染症の検査、風疹抗体の検査、卵管造影検査などです。

その結果を踏まえつつ、自力ではスムーズに排卵が出来ない身体なので、排卵誘発剤を使用しながら卵胞を育て、経膣エコーで定期的に卵胞のサイズチェックをして頂き、医師の排卵予測に合わせてタイミングをとるという、いわゆるタイミング法で妊活をしています。

その他、仕事でボロボロになっていた身体を少しでも改善したいと思い、鍼灸院に通い始めました。

指摘されたのは「身体の冷え」と、圧倒的な「睡眠時間の少なさ」です。しっかりと健康な身体でなければ、妊娠・出産にはつながらないという先生の指導のもと、1ヶ月に2~3回ほど鍼灸治療を受けながら、家では腹巻やレッグウォーマー、毛糸のパンツなどを使用し、飲み物を常温か温かい物にして出来るだけ冷えを防ぎ、22時には就寝してしっかりと睡眠をとる生活を心がけています。

基礎体温の測定や排卵検査薬を使用した排卵日のセルフチェック、鉄分・亜鉛・葉酸のサプリも続けています。

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妊活で辛いことは仕事との両立と金銭面

 不妊治療を続けていく上で一番大変なのは、私にとっては仕事との両立です。

幸い、夫が治療にも家事にも協力的なので、とても助かっていますが、職場で理解を得るのは正直なところ難しいです。

妊活の治療は突発的な事が多いです。排卵誘発の薬を数日間飲み、自己注射をし、いざ内診で卵胞チェックと思って仕事を遅刻・早退して病院に行っても、思ったように育っていなければ薬を追加してまた数日後に受診しなければなりません。

その度に、上司に遅刻・早退、場合によっては欠勤の申請を出し、周りの人に謝罪をし、その分フルで出られる日には出来る限り残業をして…と、身体的な部分よりも気持ちの部分ですごくストレスを感じてしまいます。

次に大変なのは、やはり金銭面です。排卵誘発の薬も様々ありますが、私は保険診療で賄える薬は効きが悪かったり、副作用が強く出てしまって使えないという理由があり、必然的に保険外の薬を使うしかない状態になっています。

数万円単位のお金が毎月出ていくので、夫婦二人でフルで働いていても、正直な所、金銭的な面は常に厳しい状態です。

私は今、タイミング法6周期目に入っていますが、今回でダメなら次からは人工授精、それでもだめなら体外受精とステップアップしなければならず、それに従ってかかる費用も増えていくので、それを考えると今からゾッとします。

これだけ少子化が叫ばれているのだから、「子供が欲しい」と切に願っている多くの女性に、もっと援助の手があってもいいのではないかと、いつも感じています。

 

夫の協力があってこその妊活です

 私の場合は妊娠に至っていないので、本当の意味で「楽しい、幸せ」と感じられる場面はまだ経験していません。

ただ、不妊治療を始めてから、夫と色々な話をするようになりました。

お金のこと、子供が出来なかった場合の将来のこと、今後いつまで治療を続けるのか、などです。

治療によって私がストレスを感じていることも、夫に原因が無いのに私の身体が原因で子供を抱かせてあげられず申し訳ないと思っていることも、夫は全部分かってくれています。

不妊治療はデリケートな話題なので、なかなか周りに相談もしにくく、ネガティブな気持ちを自分に向けてしまいがちになりますが、夫がその都度きちんと聞いてくれるので気持ちが救われています。

頑張って病院に通い、頑張ってタイミングを取って、それでも無情に生理は来てしまってもう嫌だ!となり、泣きながら「病院行くのやめたい」「子供なんていらない」と叫んだ事もあります。

そういう私の悔しさも、切なさも、辛さも、夫が全部受け止めてくれるので、それは私にとってすごく幸せなことだなぁと、しみじみ感じます。

治療費の足しに、と少しでも多く稼ごうと頑張って働いてくれたり、仕事で疲れて帰ってきても家事をしてくれたり、この人と結婚して本当に良かったなぁと思っています。

そんな小さな幸せを大切に、これからも妊娠に向けて頑張って治療していきたいと思います。