【27歳からの妊活体験談】6年間の妊活を体験して感じたこと
結婚して11年目になります。
結婚したのが、24歳で、27歳くらいで妊娠したいと考えました。
妊活期間は6年もかかりました。
諦めかけた時に妊娠
27歳で、妊娠したいと思ったのですが、なかなか妊娠しないまま1年が過ぎて、体に異常があるのだろうと思い始めました。
そこで旦那と産婦人科へ行き、検査しました。
検査すると、特に異常が見つからなかったので、まずはタイミング療法を試しました。
しかしなかなか妊娠できずに、半年でタイミング療法を終えて、次は人工授精に挑戦しました。しかし人工授精でも着床しませんでした。
30歳になったので、次の段階に行き、体外受精を試み、最初は妊娠したのですが、すぐに流産してしまいました。落ち着いて、何度か試しました。
一回で、30万円くらいかかるので、なかなか回数もこなせずにいました。しかし最後のチャレンジだと思い、33歳で体外受精したところで、夫婦だけの生活を楽しもうと話し始めていた時期かつ、諦めの気持ちもあり、楽な気持ちでいたので、妊娠・出産までこぎつけることができました。
時間と金銭との闘いの体外受精
共働きですので、仕事をしながらの不妊治療は大変でした。
妊娠は会社に言えますけど、不妊治療は言いづらいですので、残業が続いて、排卵日に重なると、焦りなどもあり、普段はしない夫婦喧嘩も多くなり、体がと言うよりも、初期は精神的に辛かったです。
一度、妊娠して流産した時のメンタルもきつかったです。また、妊娠しても流産してしまうのではないかと心配でたまりませんでした。
妊娠初期の流産は、母体の責任ではないと医師に言われても、自分を責めてしまう日々を過ごして、赤ちゃんが欲しいのと、怖いのの葛藤があり、生活していました。
次のステップに進むのに時間も掛かりました。体外受精は、金銭的に辛かったです。結果が絶対に出ると分かっていればいいのですが、そうではないのに1回30万円を出すと言うのはかなり勇気のいる決断です。
心配は尽きないけれど、授かったことはとても幸せ
旦那と夫婦から家族になっていくんだという気持ちが強くなったことが、幸せだなと思います。
それ以外は、なかなか幸せだなと思う機会は少ないですし、自らを自らの手で追いつめていくだけの日々が続きましたし、周囲からのプレッシャーもすごく嫌でした。
妊活をして、安定期に入っても、一度流産を経験しているので、出産して子供の顔を見ないと、声を聴かないと幸せな気持ちにはなれないと思います。
幸い、我が家では妊活の結果がうまく出ましたけど、後悔をしないで終える妊活と言うのを考えたときに、大変だなと思いました。
自分の気持ちに折り合いをつけるだけではなく、これからの人生に責任を持つ気持ちも強くしないといけないこと、周りへの配慮なども結構考えました。お腹が大きくなってからは、不安もありましたけど、命があるんだなと思う瞬間は幸せでした。