40代ママのハッピー妊活

41歳で出産、40代半ばで幼児の子育て中。体力・気力もキツいけど子供と楽しく過ごす努力はしています。40代でも大丈夫!高齢妊活・高齢妊娠を応援するブログです。

【34歳の妊活体験談】体も心も辛い妊活、1人で抱え込まないで

こちらの体験談は私が妊活をしていた時に他の妊活している女性の生の声が聞きたいと思い、 インタビューした内容をまとめたものです。   少しだけ前の情報ですし、妊活は人それぞれ百人十色ですが、妊娠への考えや体つくりは参考になるはずです。 あなたの妊活生活にお役に立てると嬉しいです!

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結婚して1年10ヶ月もなります。

 

34歳で結婚したので、すぐにでも授かりたいと思いました。

 

妊活期間は1年4ヶ月程です。現在も妊活中です。

 

痛みをこらえての検査や人工授精

 

生理不順もなかったので、基礎体温と排卵検査薬で排卵日を特定しながら、自己流でのタイミング法を半年続けましたが、残念ながら授かりませんでした。

何か異常があるのではないかと不安になり、出産したいとこの病院でと考えていた近くの婦人科を受診しました。

 

婦人科ではタイミング法を行いながら3ヵ月間、様子を見ながら検査を行いました。まず血液検査と子宮頸がん検診を行いました。

「不妊治療に子宮頸がん検診?」と一瞬不審に思ってしまいましたが、医師からは「妊娠できる体環境であるかを確認しないと治療はできません。もし異常があればこちらを優先治療し、それから妊娠に向けての検査と指導を行いたいと思います」と丁寧な説明をいただきました。

前回検査から2年以上経過していたこともあり、医師の指導通りまずは子宮頸がん検診を行いました。結果は精密検査も行い経過観察が必要ではありますが、不妊治療ができることとなりました。

血液検査は黄体ホルモン検査も正常値で、風疹も抗体があることを確認しました。

不妊治療の登竜門である卵管造影検査は、個人差もあると思いますがあまりの痛さに医師に「痛い!まだですか!?」と怒りをぶつけてしまうほどでした。

医師は「怒れる余裕があるなら大丈夫だね」と苦笑していらっしゃいました。時間は5分程度だったと思いますが、とても長く辛く感じました。卵管造影検査後は妊娠しやすいということもあり期待しましたが、タイミング法では授からずに人工授精へステップアップしました。

人工授精に向けて生理5日目から排卵誘発剤を1日2錠服用し、12日目から卵胞チェックへ毎日通います。卵胞が十分な大きさになったところで人工授精とHCG注射を行います。

夫の精液検査も特に問題は見つからなかったのですが、精液を洗浄して運動能力を上げてから行う方針とのことでした。人工授精の時間は3分もかからないかと思います。

痛みは少し感じる程度で、人工授精後は10分間診察台で待ちます。人工授精から1週間後にまたHCG注射を行います。私はこのHCG注射がどうにも痛くて、毎回涙をこらえています。

現在5回目の人工授精を終えました。

 

妊活中は体と心の不調を乗り切ることが大変

 

薬剤の影響が少なからずあり、HCG注射後は特に体調が悪く気分もすぐれません。

卵巣の痛みや吐き気に悩まされるようになりました。

 

ですが何より辛いのは精神面です。大事な友人の妊娠報告さえ素直に喜べないのです。

もちろん本人の前では祝福しますが、「友人は授かったのに何故私は妊娠できないのだろう」「友人を心から祝福できないなんて私は何という醜い人間なのだろう」と悲しい感情をどうすることもできずに抱えていました。

 

不妊治療をしてもなかなか授からない苛立ちに追い打ちをかけるのが、天気でも尋ねるように他人から浴びせられる「子供はまだ?」や、既に子育て中の友人からの「早く作った方が良いよ、孫を見せて親孝行しなくちゃ」や子供についての話題などにも心を痛めていました。

悪意がないのはわかっていますが、私は確かに傷付いているのです。外へ出ることも億劫になり、付き合う友人も選んでしまうようになりました。今でも傷付くことはありますが、それらの感情を「当たり前のことなんだ」と許すことができ、ある意味開き直るのには時間と理解者が必要でした。

 

夫と楽しく過ごすことで、妊活の活力にしています

 

夫には治療のことや醜い感情もすべて話しています。それを素直に話せ、聞いてくれる夫を大切にすることが今の私の幸せです。

 

妊娠したら控えなければならないスポーツを楽しむことや、旅行で遠出したりと夫婦の時間を大切にしています。

 

スポーツは野球や水泳、空手やバスケットボールなどを自ら楽しみ、プロ野球やバスケットボールの試合を観戦したりしています。

 

体を動かすとストレス解消にもなりますし、楽しい時間を過ごすことで思い悩む時間も暗い気持ちも減っていくのです。

 

愛がなくても子供を授かることはできるのだろうけど、不妊治療は夫婦の愛がなければ続けることはできません。辛いことは半分に楽しいことは2人分、そう前向きになれた夫の存在を大切にすることで、自分のことも大切にできると気付きました。どうか1人で悩まず、支えてもらってください。