高齢妊活・高齢妊娠のリアルな体験談を集めました

35歳以上の女性に妊活している、または妊娠して無事出産した体験談を書いていただいたものをまとめました。

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人生最後の妊活で得たもの

結婚して17年になります。

 

子供を授かりたいと思ったのは2年前になります。

 

妊活歴は1年3ヶ月です。

 

2回目の顕微受精で妊娠

 

わたしが人生最後の妊活を始めたのは、40歳のときです。
結婚して15年が経っていました。

高度治療には抵抗があったので、1年間タイミング法でがんばりましたが、やはり妊娠できませんでした。

主人が「できることは全部やってみよう」と望んだので、まずは1回限りのつもりで不妊治療専門病院の門をたたきました。

カウンセリングの予約が2ヶ月も先だったので、最初は気勢をそがれましたが、2ヶ月はあっという間でした。

医師と相談の結果、主人44歳・わたし41歳という年齢を考えて、いきなり顕微受精からスタートすることになりました。

初診カウンセリングの日は周期4日めで、少しタイミングが遅かったのですが、医師の「1周期たりとも無駄にできない年齢ですから」とのすすめで、その日から治療スタート。
排卵誘発剤をのみ始めました。

のみ薬と注射を併用して卵を育て、排卵期が近づいたら3日に1回くらい超音波検査をして採卵日を決め、麻酔を使って痛みのない方法で採卵しました。

結局その周期は2つ採卵でき、1つだけ受精したのを子宮に戻しましたが、失敗でした。

最初は「1周期だけ」と考えていましたが、わたしのメンタル・フィジカルとも余力があったので、主人の「もう1回」という願いにこたえて、2回めの顕微受精を決めました。

ピルで卵巣機能をととのえつつ、月経を1回だけ見送って、翌々周期に2回めの顕微授精に挑戦しました。

このときは準備万端だったからか5つ採卵でき、5つ全部受精という快挙でした。

その中からグレードのいい2つを子宮に戻し、無事1つが着床。
寝たきりの妊娠生活を経て、無事元気な赤ちゃんを出産することができました。

 

寝たきりの妊娠生活

 

妊娠中は、42歳という年齢と、子宮筋腫卵巣嚢腫・頚管ポリープという3つ巴のトラブルから、絶対安静を申し渡され、床ずれになりながら寝たきり生活を送りました。

主人が家事いっさいを引き受けてくれ、毎日自分とわたし2人分のお弁当をつくって会社に行き、スーパーで買いものしてから帰宅して、夕食づくりに掃除・洗濯と、大車輪の活躍をしてくれました。

わたしも、ただひたすら天井を見て寝ているだけの毎日に、気が狂いそうになりましたが、突然慣れない家事をすべてこなさなければならなくなった主人も、本当に大変だったろうと思います。

妊娠5ヶ月半ごろ、昼間は座って過ごしてもいいとの許可が出て、精神的にも体のほうも、だいぶラクになりました。

安静指示が取れたのは、正期産に入ってからでした。

努力が報われ、無事に出産することができたときは、本当に心からうれしかったです。

女はのんきなのか、わたしは産んだ瞬間に大変だったことはすべて忘れてしまい、幸福感に満たされて「もう1人欲しい!」と思いましたが、主人に言ったら「無理! 1人で充分! 勘弁して!」と言われてしまいました。

 

家族3人の生活が幸せです

 

実は、ずいぶん前に、自然妊娠して、稽留流産した経験があります。
このことは、主人にとっては悲しい思い出でしかないようです。

もちろんわたしも、とても悲しくて、生きる意味を失ったとまで思ったほどでしたが、今では、わたしの中では、初めての赤ちゃんに会えた、幸せな思い出になっています。

わたしはどうやら、とてものんきな性質のようなのです。
だから、41歳にして妊娠して、42歳にして無事出産できたのかも知れません。

今は家族3人、とても幸せに暮らしています。
ささやかで小さな幸せですが、わたしにとって、これよりも大切なものなど、この世にはありません。